ミスFLASH

2020年10月14日水曜日

全米がスルーしても

(入院中に書いた記事です)

退院すれば病院職員のことなんか忘れるに決まっている。もうこの日記もはのはなよも、誰も知らないところへ行きたい。疲れた。疲れ果てた。
ある友人に「調子が悪いと書いてある時のはなよさんは調子が悪そう」と言われた。それも私が遠慮している「他者からの評価」だ。うるせえよ。本当にうるせえ。
昔ある男には、偽名で接していた。はなよさえも本名なので。私のことを知られたくなかった。彼の前に居る「私」だけがすべてで、他には何もいらなかった。
彼は私の小説の感想を、長文で送ってくれた。「全米がスルーしても、私だけは彼女の紡ぐ物語を心待ちにしている」と書いてくれた。
良い作品が書けたら彼に送りたい。彼用の名前で。
「好きな人が読んでくれるから書く」。私はいつからこれを見失っておかしくなったんだろう。好きな人が読んでくれるから書くのにね。